高 考(gao1 kao3)

 中国では毎年6月7日、8日は大学入学試験日です。いわゆる「高考gao1 kao3」です。中国では、1977年に「高考gao1 kao3」が中国大学統一入学試験制度として復活してから、夢をかなえることのできる時代がスタートしたと言えます。特に農村部と貧困地域の子にとっては、「高考gao1 kao3」は人生を変える一番大事なチャンスだといっても過言ではありません。今年も940万人の「考生kao3 sheng1」(受験生)がいます。その競争の激しさは想像できますね。今の中国では、「高考gao1 kao3」は「考生kao3 sheng1」(受験生)一人だけではなく、家族を挙げて一緒に戦う戦場となりました。子供が安心に受験準備ができるために、仕事を辞めて、学校の近くに部屋を借りて、「陪读pei2 du2」(勉強のお伴をする)の親も少なくありません。しかも、全国共通に行いますが、受験生の出身地によって採用点数が違います。受験生の多い地区の高校生はより一層大変です。例えば、もし北京出身の受験生は550点で北京大学に入学できるとすれば、山東省出身の子なら、650点でないと、とても北京大にははいられません。毎年、不公平だと叫んでいる人がたくさんいますが、それが現実です。また少数民族の受験生の合格率を高めるため、そこらの受験生を採用するとき、10点か20点を上乗せるという掟もあります。それでも、言語の原因などで、理想な大学に行けない少数民族の受験生も結構います。現状を考えるだけでも、受験生たちはらはらするでしょう。いい点数が取れるようお祈りするしかありませんね。

               中国大学入学試験

              注:自分自身を励む受験生たち(人民網より)