はじめて中国語を学ぶ方は基本、普通話(日本でいう標準語)を勉強します。
実は、中国では標準語の普通話のほか、地方によって方言もたくさん存在しています。
一般的には北と南とされる二つの地域に分けられています。
その北と南の境界線は大体、黄河を堺に、黄河より北は北方地域で、
黄河より南は南方地域とされています。
そのなか、もっと難しいのは南方地域で、村それぞれの言葉が違って、
まったく言葉が通じない地域もあります。
実際、2、3年前に、標準語の普通話が喋れない日本人の方と出会ったことがあります。
しかし、その方は完璧な広東語を喋っていました。
なぜかと聞いたら、仕事柄で長年、広東語を使う広東であるいは香港等
南方地域で勤務されたそうです。
方言がうまく話せるのも魅力的ですね。
私は標準語も広東語もこなせますが、スタートはやはり標準語の普通話からの
ほうがいいのではと思ったりします。^^