周知の通りですが、中国は漢字の発祥地です。
実は、漢字はどのように構成され、どうように造られたのかはおそらく
皆さんは知らないのではないかと思います。今日は漢字の造字法について、お話しします。
漢字の造字法は6種類あるといわれています。
この6種類とは、象形、指事、会意、形声、転注、仮借です。
まず、象形というのはものの形をかたどって、字を造ることです。
たとえば、「うま」という漢字の変遷をみてみましょう。
今日の馬(図の一番右)という漢字と考古に発見した最初の「ウマ」(図の一番左)
という漢字は何となく似ていることがお分かりでしょうか。
ちなみに、この最初の「ウマ」という漢字は「象形」という造字法で作られた漢字です。
漢字は難しいと感じる方もいらっしゃると思いますが、
このように造字法を勉強しながら、苦手な漢字を是非身に付けましょう。