ずいぶん前、中国料理にはいろいろなジャンルがあると紹介しました。
そのなかの一つは広東料理です。広東料理のなかでは特に、スープ系の料理が多いと言われています。
今日は、この広東料理のスープ、中国語では羹(geng1)を紹介したいと思います。
広東料理に使われている食材が非常に豊富で、スープの食材も多様です。
聞いたことがあるかもしれないが、アワビやフカヒレやスズメの巣などをスープに仕上げて、
その美味しさがどこの国でも評判になっています。
実は、この高級な食材のほかに、地元の広東料理、いわゆる庶民的な広東料理では、
ヘビのスープなどもよく見かけます。また、個人の経験で、驚くかもしれませんが、
高校時代に、親友のうちに遊びに行って、そのお母さんがたまたま、その日に捕れた
ネズミを調理して、スープをつくったのです。
さすがにネズミなので、飲む勇気はありませんでした。
ちなみに、ヘビのスープはこんな感じです。
今度、広東地方にいったら、ぜひ広東料理を食べてみてくださいねぇ。