皆さんご存知のように、現在の中国では普通話と呼ばれる標準語が全国の
通用語として挙げられます。標準語を習うには、まず、最初ピンインから勉強が始まります。
また、人名や地名などの固有名詞についても、言うまでもなく、ピンインで発音を表記します。
ほぼ9割の固有名詞はピンインで表記しますが、実は例外も存在します。
ここで全部を枚挙するにいとまがないので、今回から少しずつ一部を紹介していきます。
まずは、「北京」という地名です。
現在、日本語に置き換えられている「ぺきん」の発音というのは、
一時期、「北平」という北京地域をさす地名から由来します。
当然、「北京」と「北平」のピンインは違います。
「北京」は「bei3jing1」,「北平」は「bei3ping2」となります。
いかがですか。これから、こういう中国に関する豆知識をもっと増やしていきましょう。