地名にまつわる伝説や言い伝えはどこの国でも同じようにたくさん残されています。

日本語を勉強すればするほど、日本の地名とその名付けられた背景も

少しずつ知るようになってきます。中国でもそうですが、しかし、1950年代から

標準語(普通話)が普及されつつある以来、ピンインによる表記、あるいは発音の改正は

おそらくほかの国々と違うのではないかと思います。

前回の北京、上海もそうですが、今回はアモイー中国の福建省にある都市を紹介します。

アモイは古来の言い方で、現在、中国では厦门という漢字で表記し、

発音がxia4men2(シャメン)とします。アモイとは表記も発音も何も連想しにくいものです。

こういうのは一つずつ覚えていくしかありませんが、

少し深掘りしてみると、意外と予想もよらない発見ができるかもしれません。