地名にまつわる言い伝えや物語を少しずつそのうらにある文化的な背景を

知っておくと、以外と面白いことが発見する、というのを前の何回のブログを通じて、

紹介してきました。今回も、続いて地名の話をします。

ホンコンですが、昔、中国の南部にある小さな漁村です。ホンコンという発音が、

実は広東語から来ているとご存じの方もいます。日本語に変換されると、

ホンコンという発音にあたる漢字が「香港」となりますが、

「香港」という漢字は、現在中国語の標準語では、「xiang1gang3」となります。

つまり、「ホンコン」のような発音は現代中国の標準語には存在しません。

こういうのを聞かれて、がっかりする方もおられるでしょう。

まだまだほかの地名や漢字に関連するこのような面白いことがいっぱいあるので、

諦めずに覚えていきましょう。